国立文楽劇場の年間来客数、市の基準に届かず

1月 27th, 2014

大阪の国立文楽劇場の2013年度年間来場者数が10万1204人となり、大阪市が設けた10万5000人の基準に届かなかったという。これにより、文楽協会への補助金は満額の2900万円よりも約730万円低い約2170万円となるの見通しだという。

大阪市が設けた10万5000人という基準が何を根拠にしているのかは不明だが、達成不可能な数値ではない。国立文楽劇場の座席数は731席。公演は第一部、第二部、場合によっては第三部まである場合があり、1日あたり最高1462人、三部制の場合は最高2193人の集客が望める。全公演が満席だと仮定すると、70日間程度の公演で達成可能な数値だ。

また、文楽の公演は4月、6月、7月、11月、1月の年5回でおよそ120日強。6割の客入りでもギリギリ達成可能だ。この、目標までマイナス3796人という結果は非常に惜しい数値だったと思う。

5年ほど前、平日の国立文楽劇場で『冥途の飛脚』を聞いたことがある。チケットを発売初日に買い、しかも平日ということもあって、最前列中央というとても良い席で文楽を聞くことができた。このように平日は競争率が低く、逆に言えば平日にいかに集客できるかが課題なのではないかと思う。来年は目標を達成し、市長を見返してほしい。



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