あきらめの悪いおっさん

2月 16th, 2014

男は、30代半ば頃から色々と諦めていく。

それは身体的な衰えやモチベーションの低下によるものだったりする。家族や仕事のために諦めることも多いし、あるいは、次のフェイズに進むために、それまで積み重ねてきたものをバッサリと捨てることもある。

いずれにせよ、若い頃の自分の延長ではいられなくなると感じるのが30代半ばあたりで、40にもなるともはや若いころの自分を取り戻せないことに気がつき、“あきらめの良いおっさん”になってしまう。

ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを取った葛西紀明選手は、かなり“あきらめの悪いおっさん”だった。22年前のアルベールビルオリンピックから数えて7回、オリンピックにチャレンジし、個人で初の銀メダルを取った。よくぞ22年間、モチベーションを維持できたと思う。

調べると、2002年のソルトレイクシティオリンピックでは、ノーマルヒル、ラージヒルで49位、41位と、散々な成績で終わっている。この時30歳。普通ならここで潮時と感じるのだろうが、そこからさらに12年、諦めずに続けてきたのだ。相当な精神力を持っているのだろう。

“あきらめの悪いおっさん”が日本に明るい話題を提供した。しかし本人はなおその先を狙っているようだ。“あきらめの悪いおっさん”はまだまだ健在のようだ。

“あきらめの悪いおっさん”の活躍は、彼と同世代以上のおっさんたちにも刺激になったに違いない。私も葛西選手より一つ年上。まだ“あきらめの悪いおっさん”でありたい。



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