未来の世界のネコ型ビジネスロボット

6月 10th, 2014

トラのもん1トラのもん2「ドラえもん」は量産型のロボットである。デフォルトの「ドラえもん」は耳があるボディの黄色いネコ型ロボットで、22世紀の未来の世界では、同型のロボットが多数存在し、作中でも「ドラえもん」と共演している。

「ドラえもん」の耳が無くなり、ボディが青くなった理由は年代によって変わったりするが、いわゆる「ドラえもん」やその妹のドラミちゃんは、量産型ネコ型ロボットのカスタムタイプと言える。90年代中期には「ザ・ドラえもんズ」として、世界各国の「ドラえもん」のカスタムタイプが共演する作品も登場した。

明日、虎ノ門ヒルズが開業する。イメージキャラクターは「トラのもん」。22世紀のトーキョーからタイムマシンでやってきたネコ型ビジネスロボットだ。白いボディに黒い線が入った、「ドラえもん」タイプのロボットだ。

なるほど、と思った。

「ドラえもん」タイプのネコ型ロボットは子守り用のロボットだが、これを応用し、ビジネスシーンでのサポート用に特化した「ドラえもん」タイプが存在してもおかしくはない。ちょうど、電子辞書が学生用からビジネス用まで幅広くラインナップが揃っているのと同じだ。ビジネス用なので、子供向けの黄色ではなく、オフィスに馴染むような白いボディをしているのも頷ける。

どうしてネコ型ロボットなのだというツッコミもありそうだが、2頭身のボディは22世紀において最も理想的な形態なのだと勝手に解釈している。

虎ノ門ヒルズはオフィス街なので、それほど観光客が来るとは思えないが、それでもオープン直後は混むだろう。少し落ち着いたら、「トラのもん」に会いに行ってみたい。ちなみに、虎ノ門ヒルズのごく近くに、私が大好きな蕎麦屋があるのだが、ただでさえ混んでいるのに、ヒルズ効果でさらに混みそうだなぁ。



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