鋼の超技巧画報 高荷義之展
10月 4th, 2014
今は無くなってしまったが、地元に中村模型という模型屋さんがあった。
そこは私にとって宝島だった。お店に積み重ねられたプラモデルのパッケージを見るだけでも楽しく、じっくりそれらを堪能してから、少ないお小遣いでガンプラなどを買っていた。
それらのパッケージの絵は「ボックスアート」と呼ばれ、古くはサンダーバードに代表される小松崎茂氏が手がけ、俺の世代ではガンダムなどで高荷義之氏が手がけてた。
その高荷氏の展覧会が弥生美術館で昨日から開催されているので、さっそく行ってきた。
ミリタリーから始まり、少年サンデーの表紙などを経て、最後はザブングル、ダンバイン、ガンダム、マクロス、ボトムズなど、俺世代直撃のアニメの挿絵などが展示され、興奮を抑えるのに必死だった。
当時はそれが高荷氏のイラストであることを意識しなかっが、今見ると、ああ、この絵も高荷氏が書いていたのか、と驚いた。プラモデルに限らず、PC-88やPC-98時代のゲーム、ボードゲームなどのパッケージも手がけていて、意外に身近で高荷氏のイラストに触れていたんだなぁ、と改めて気付かされた。
開催2日目とあって、客も少なくて快適だった。でもこういった展示会だと、必ず“オタク”が紛れてきて、私と同じ世代と思われる男性二人組がいて、片方が延々と薀蓄をたれていた。だが第2会場に来ると、片方は疲れたのか椅子に腰掛けていて、残ったほうが独り事のように「すげぇ」とか、具体的な感想が無くなったのに笑った。
久しぶりに少年時代の高揚感が溢れてきて、楽しい展覧会だった。
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