ゴジラと三国志
10月 28th, 2015
イラストレーターの生頼範義さんが亡くなった。
90年代の前半は、ゴジラ映画を楽しみにし、光栄(現コーエー)の歴史シミュレーションゲームに夢中になっていた。そのゴジラ映画のポスターやゲームのパッケージアートを手がけていたのが生頼さんだった。
ゴジラの映画は前年の映画のエンドロールの後に「特報」と続編の情報が公開され、その後に生頼さんのイメージイラストが公開されていた。生頼さんのイラストは迫力十分で、続編を期待を煽ったが、一方でイラストに描かれた怪獣と登場する怪獣の造形の間にギャップがあることも多々あった。
とくに『ゴジラvsメカゴジラ』のポスターに描かれたメカゴジラはいかにも“メカ”な感じでゴツゴツしたデザインでカッコ良かったのだが、いざ公開された映画では丸みのあるメタリックなメカゴジラになっていて、肩透かしを食らったこともある。イラストに描かれた戦闘機やビーム兵器らしきものも、主人公が乗る“ガルーダ”というデザインの異なる戦闘機になり、少しガッカリした。それだけ、生頼さんのイラストに描かれた怪獣、兵器がカッコ良かったのだ。
光栄の歴史シミュレーションゲームのパッケージも魅力的だった。とくに好きなのは「三国志III」だ。三国志といえば、劉備、曹操、孫権の3人がクローズアップされるが、「三国志III」に描かれていたのは槍を構えて挑発するように仁王立ちした呂布だった。このパッケージのカッコよさにゲームがやりたくなり、PC-9801(エプソン互換機)を買ったほどだ。
このように、90年代の前半は、傍に生頼さんの描いたイラストが身近にあふれていた。今でもポスターやパッケージイラストを見るとワクワクする。
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