松竹大歌舞伎
7月 1st, 2016
この時期になると、毎年、歌舞伎の巡業公演がある。ウチの近所では、王子の北とぴあに巡業が来る。
今年は、市川染五郎と中村壱太郎が中心だ。早朝から自宅で仕事をし、夕方に終えて夫婦で王子に向かう。公共のホールでの歌舞伎は、歌舞伎座や明治座のような専門の芝居小屋とはまた違った趣があって面白い。
舞台の広さは巡業先のホールによって違うから、俳優さんは困らないのかな? とか、大道具さんもセットを組むのに苦労しないのかな? などと思ってしまう。王子の次は茨城、その翌日は相模原と、移動を含め俳優さんもスタッフも大変だと思う。
浜田省吾の1990年~91年のホールツアーの模様を描いた田家秀樹の「オン・ザ・ロード・アゲイン」というルポタージュがあって、浜省ファンの私にはバイブルのような作品なのだが、コンサートツアーを構成する裏方の様子が詳しく描かれている。コンサートツアーは街から街へ、休日を設けずに開催されることもあり、その都度セットが組まれ、アーティストが歌い、演奏し、再びセットがバラされて次の街へ移動する。歌舞伎の巡業もコンサートツアーのようなものだ。それが自分たちの街にやってくるのは、楽しく幸せなことなのだ。
演目の方は、壱太郎の舞踊が美しい「晒三番叟」や、忠臣蔵を題材にした染五郎の「秀山十種の内 松浦の太鼓」など、とても見応えがあった。
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