川越線沿線は山奥?

6月 7th, 2017

女優の夏菜がテレビのバラエティ番組で、川越線の指扇を「山奥」と発言した。これに対し、埼玉県民から批判の声も上がったが、夏菜自身も埼玉県民ということですぐに謝罪のコメントを出し、あまり騒動にならなかった。

私も実は同じような気持ちになったことがある。

私が川越線に初めて乗ったのは20数年前。当時住んでいた浦和から川越に用事があって出かけた。電車が指扇駅を過ぎると、荒川の鉄橋を渡る。河川敷にはゴルフ場の大宮カントリークラブの風景が広がり、大宮駅からわずか数駅とは言え、ずいぶんと郊外に来たなぁ、と感じたものだ。ゴルフ場があるのは郊外というイメージがあったためだ。今住んでいる赤羽にも荒川河川敷にゴルフ場があるのだが。

それから7、8年後、週末に友人たちと新宿で朝まで遊び、朝方の埼京線で帰宅した。寝過ごしてしまい、気が付いたのは大宮駅から一駅先の日進駅だった。今こそ日進駅周辺は再開発できれいな住宅が建ち並んでいるが、当時は再開発前で駅周辺は野原になっていた。季節は秋。ススキが風に揺れていて、とてつもなく遠くの田舎に来たような錯覚を覚えた。

ビルの立ち並ぶ新宿あたりで埼京線に乗り、寝過ごして大宮駅を越えた川越線の駅で目が覚めると、ずいぶんと遠くへ来てしまった感覚に陥る。慌てて大宮方面へ引き返そうと反対側の電車を待っても、電車がなかなか来ない。それがまた大宮駅からの遠さを引き立てる。そんな状態を夏菜は“山奥”と表現したのではないか。

私も埼京線沿線に住んでいて、大宮へは行くことがあってもその先の川越線に乗ることはあまりない。心理的に大宮より先は遠い感じがする。だが、終点まで行けばその気持ちは払拭される。川越駅周辺は都会だし、小江戸川越の町並みは歩いていて楽しい。



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