ドラクエ10
6月 4th, 2019
ドラクエ10は、2012年夏の発売日に買って、半年ほど遊んだ。バージョン1のラスボスを倒してクリアしてから急に飽きが来て止めた。とりあえず、ドラクエのナンバリングをクリアしたという“実績”は作った。
ドラクエ10を遊んで思ったのは、 レベルアップして強くなるよりもまずはゲーム内での金策が必要だということ。そのためには、長時間遊んでいられる人の方が有利で 仕事をしている社会人や学校に通う学生には分が悪い、ということ。 ちょうど練馬で父親に殺された44歳の無職の男性のような人が有利だった。
彼のことがいろいろと報道されるうちに、本質は私とあまり変わらない気がした。ドラクエが好きで、子供の頃はエルガイムのプラモデルも作っていた。私と同じ世代だ。
後に事務次官も努めた霞が関の官僚を父に持つ時点で、本来は初期ステータスが高く、お金にも不自由しない、有利な状態で“人生”というゲームを始められたはずだ。ドラクエは経験値を稼げはレベルアップしてステータスが上がる。長く続ければそれだけ強くなれる。だけどリアルの彼は経験値を稼げず、レベルアップしてステータスを上げることができなかった。クエストをこなして新たな職業に就くこともできなかった。それを妨げたのは何だったのか。
ドラクエ10の世界は、彼にとって居心地の良い現実だったのだろうか。それとも、現実から逃避するようにドラクエ10の世界に没入していたのだろうか。いずれにせよ、彼の人生の冒険の書は、お気の毒だが消えてしまった。
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