「家康くん」にゆるキャラ界のヒールを期待する
11月 24th, 2015
徳川家康といえば、山岡荘八の小説や、それを原作とした大河ドラマの影響で、天下泰平を願う名君、というイメージが強い。だが、実際の家康は狡賢く腹黒い側面があったことも否めない。
「ゆるキャラグランプリ2015」は、浜松市の「出世大名家康くん」がグランプリになった。
前々回は、市職員を総動員した投票や、広告代理店を使った強引なPR、投票の呼びかけが一部のゆるキャラファンの間で問題視されていた。そういった点が反感を買ったのか、最終的に佐野市の「さのまる」が逆転し、グランプリになった。
そういった反省もあったのか、前回は不出馬し、今回満を持して復帰した。中間発表までは、愛媛県の「みきゃん」の2位にピッタリくっついていた。トップに立つと前回のように反感を買う可能性もある、そういう意味では敢えて投票を控えていたのかもしれない。だが、ネット投票の締め切り時点では、しっかりと「みきゃん」を逆転していた。
そして、決選投票が行われる会場は、地元である浜松市だった。しかも、イベント会場での投票はネットの投票1.5倍の重みがあった。地元票を集めて万全の体制でグランプリを取ったわけだ。
その「えげつなさ」には、やはり多くのゆるキャラファンが反感を持ったようだ。だが、そういった本家譲りの狡猾さを含めての「家康くん」というゆるキャラなら、それはそれで“あり”なのではないかと思った。ゆるキャラが皆が皆、可愛らしく善良なキャラばかりではつまらない。家康くんのような“ヒール”が居たほうが面白い。
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