名将
5月 15th, 2018
関西学院大学のアメフトチーム「ファイターズ」の監督、鳥内 秀晃氏は、正月の顔という印象が強い。ここ10年ほど、関学ファイターズは1月3日のライスボウルの学生代表最多出場校である。
マリオのような口ひげが印象的で、インカムを付けて厳しい表情で指示を送る鳥内監督をテレビの中継で観ていた。ライスボウルは社会人代表チームが圧倒的に強く、学生代表チームはなかなか勝てない。だからこそ、鳥内監督率いる関学をいつも応援していた。
鳥内監督は、四半世紀近く関学ファイターズを指揮し、同校を甲子園ボウル優勝の常連校にした名将だ。その鳥内監督を珍しくこの時期にニュースで見かける。アメフトの悪質タックル問題だ。“被害者”側である鳥内監督は毅然とした態度で相手側に抗議していた。
その姿を見て、鳥内監督が名将である所以を改めて理解した。選手を大切にしている。選手はアメフト選手である以前に前途ある大学生だ。学生の将来がルールを無視した悪質なプレーで失われることがあってはならない。だからこそ、指導者として、教育者として毅然とした態度で抗議しているのだろう。
一方、その名将率いる関学ファイターズを昨年末の甲子園ボウルで破ったはずの“加害者”側の監督は、いまだ姿を見せない。我が母校や法政大学と並ぶ東の強豪チームだ。強豪チームの監督なら名将と言われてもいいはずだが、とても名将の行動とは思えない。
test Filed under 日記 | Comment (0)