横須賀ストーリー(1)横須賀Baby
山形で生まれ育った私が「横須賀」という地名を知ったのは意外に早い。幼稚園の頃には山口百恵の「横須賀ストーリー」で知っていた。小学生になってラジオを買ってもらった頃、ちょうど横浜銀蠅がデビューし、ラジオで流れていた「横須賀Baby」を聴いていた。
叔父さんが横浜に住んでいたこともあって横浜はよく知っていて、横須賀はなんとなく横浜の近くなのだと思っていた。だが、今まで横須賀とは縁がなく、一度久里浜から乗った横須賀線で通り過ぎたことはあったが、横須賀の町を歩いたことはなかった。
今日は妻と二人で横須賀に行って、カレーでも食べようということにした。すると妻が、せっかく三浦半島に行くならXのhideの墓参りもしたい、と言ったので、三浦市にある三浦霊園まで足を伸ばすことにした。
京浜急行なら、品川から三浦海岸まで一本で行ける。品川から京急の快特に乗る。京急といえば赤い車両が特徴だが、私たちが乗ったのは青いボディのブルースカイトレインだった。座席もクロスシートで快適。さすが京急というか、スピードもガンガン出て、1時間ほどで三浦海岸に到着した。
三浦海岸からバスで三浦霊園に向かう。すぐに海が見えて、潮の香りも漂ってきて気持ちがいい。10分ほどで停留所に到着し、霊園に通じる坂道を登っていった。
途中、所々にキャベツ畑も見え、空にはトンビも舞い、うぐいすも鳴いている。品川から1時間の場所とは思えないほど、のどかな田園風景だ。なんと、民家の塀にそってキャベツが植えられていたのを見た時は、夫婦で驚いて笑った。
霊園には10分ほどで到着した。妻は売店で花を買い、お墓を探す。偶然なのか狙ったのか、お墓のある区画は6区(ロック)だった。お墓はすぐに見つかった。周囲の墓よりも断然大きく立派で、多くのファンからの花も添えられていた。
私はXやhideのファンではないのだが、お墓の光景を見て少し羨ましく感じた。彼の死後もファンによって彼の功績や作品が語られ、今もなお愛され続けている。それは、彼にとってもファンにとっても幸せなことなのだと思った。
お墓参りを終え、急いでもと来た道を引き返すと、ちょうどバスが来た。三浦海岸駅に戻り、駅周辺をぶらぶらしてからふたたび京急に乗る。そして、今度は横須賀中央駅で降りた。
(続く)
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