徳を積む

11月 7th, 2018

帰りの電車は結構空いていた。“指定席”である、ほとんど開かない側のドアの横、いわゆる「狛犬ポジション」に立ち、席の仕切板にもたれかかる。

東京駅で、大勢の人が降りた。近くの座席も空いた。「狛犬ポジション」のままでもよかったけど、誰も座らないようなので、せっかくなので座席に座った。

すると、杖をついたおばあさん二人組が乗ってきた。反射的におばあさんを誘導し、席を譲った。隣の男性も私につられて立ち上がって席を譲り、おばあさん二人が座ることができた。

こういうとき、とっさに別の場所に移動するとカッコいいのだろう。隣りに座っていた男性は、隣の車両に移っていった。私も「狛犬ポジション」に戻ろうと思ったが、時すでに遅し。結構な人が乗ってきて、「狛犬ポジション」が埋まったどころが、周りにも人が来て移動できなくなった。

おばあさんの席の前のつり革に捕まって目的地まで移動。こんなことなら「狛犬ポジション」にいたままの方が良かったかな、とも思ったけど、おばあさんに席を譲ったことで「徳を積む」ことができた。気分も良くなり、お気に入りの音楽を聴きながらノリノリで帰宅。



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