1987年のパソコン

9月 4th, 2023

「機甲戦記ドラグナー」を観ていると、放送されていた1987年当時のことを思い出すので、今回は当時のパソコンのことを書いてみたい。

当時私は高校1年生だった。3月にシャープからX68000が発売され、高校入学のお祝いに買ってもらった。一方それまではMSXを持っていたのだけど、前年1986年のクリスマスに弟がソニーのMSX2、HB-F1を買ってもらっていた。価格は32800円。それまで効果だったMSX2が一気に低価格化し、普及に一役買った。

そういうわけで我が家には最新のX68000と、MSX2、MSXの3台が揃っていた。当時のパソコンの主流はNECのPC-8801、シャープのX1、富士通のFM-7だったが、MSXも1Mビットを超える「メガロム」の普及で、88などにも遜色ない様々なソフトが発売されていた。一方、発売されたばかりで数は少なかったものの、X68000でもその性能を活かしたアーケードゲームの移植ソフトなどが出始めていた。そういう点ではX68000とMSXを所有していたのは今考えるとバランスが良かったと思う。

とはいえ、高校生なので、お小遣いの範囲で買えるソフトの数は限られている。この年はX68000の「スペースハリアー」を買って、夢中になって遊んだ。またMSXでは、「ディーヴァ(DAIVA)」や「ドラゴンスレイヤーIV」を買った。

1987年の夏は、このドラゴンスレイヤーIVのほか、次世代機でシリーズが展開し、今も人気が高い「メタルギア」、MSXの名作と言われる「グラディウス2」、パソコンソフトメーカー大手のT&Eソフトのシューティングゲーム「スーパーレイドック」などが発売され、MSXユーザーはどのソフトを買うか、大いに迷ったはずだ。私は名作RPGを次々に発売していたファルコムの「ドラゴンスレイヤーIV」を選んだが、遊び甲斐のあるゲームだったので後悔はない。先ほど挙げたほかのゲームも、後年、実機ではなく次世代機やパソコンのエミュレーション版で遊んだが、やはりそれぞれ面白かった。この年は、MSXユーザーにとってはソフト的に最も充実した年だったのではないかと思う。



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