隠れ家的お店

2月 20th, 2014

大阪にある“隠れ家”を売りにしたバーの情報が「食べログ」に勝手に掲載され、店側の削除要請に応じなかったとして、カカクコムを提訴したらしい。

いつの頃からか、「隠れ家的」あるいは「お忍び」を売りにした飲食店が増えてきた。世間から隠れたり、人目を忍んでまで利用するような飲食店が増えるとは、世の中にはどれほど後ろめたい人々が多いのかと思うが、その意味するところは、お客がこっそり利用するというよりは、「店内の落ち着いた雰囲気」を演出している感じがする。

そうは言っても、以前新潟で「お忍び居酒屋」と目立つ大きな看板を掲げたお店を見たことがあるが、「少しは忍べよ」とツッコミを入れたくなった。

そういう意味では、この「隠れ家」バーは、正真正銘「隠れ家」にしたかったわけだ。聞くところによると、このお店は看板もなく、客がインターホンで入り口の解錠を求めるという、徹底した「隠れ家的」お店だという。他の「隠れ家的」「お忍び」系のお店も見習ってほしいものだ。

私が時折り日記に書くフレンチは、人に言いたくないお店だ。料理の美味しさは一流だが、あまり人気が過剰になって予約がとれなくなると嫌なので、日記に書くときは店名を書かないようにしている。お店は末永く続いてほしいが、一方であまり有名になっても困るという、ある意味こっそり利用しているお店である。

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