連携プレー

2月 21st, 2014

帰りの地下鉄。
最寄り駅の一つ前まで来ると、空席も目立ち始める。
そこへ、二人組の女性が乗車してきた。二人で周囲を見渡したが、あいにく、二人並んで座るスペースは空いてなかった。どの席も、一つおきに埋まっているのだ。

私は、七人掛けのシートの隅っこに座っていた。隣には見知らぬおじさん。さらにその隣は空いている。

私は次の駅で降りるので、さっさと席を立ち、ドアの前に立った。すると、おじさんは隅っこが空いたとばかりに詰めた。2人分の席が空き、女性二人は座ることができた。

私もおじさんも、別に女性に席を譲ろうとしたわけではない。私は電車が駅に着いたらすぐに降りたかったので早めにドアの前に移動し、おじさんは隅っこをキープしたかったに違いない。だが、自分のしたいと思った行動によって、女性二人が座ることができたのだ。

まさに私と見知らぬおじさんの連携プレー。電車が最寄り駅に着いてドアが開くと、私はおじさんの方を見て、「グッジョブ!」と心の中で思って降りた。

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