チリが気になり地理の勉強

4月 2nd, 2014

正距方位図法チリ沖でマグニチュード8.2の地震が発生した。日本の太平洋沿岸に津波が到達する可能性があるが、影響が細微であることを祈る。

驚いたのは、日本の太平洋沿岸で一番早く津波が到達するのが北海道、一番遅いのが沖縄であることだ。

私はすぐに世界地図(メルカトル図法)を思い浮かべた。メルカトル図法では、チリは赤道を挟んで南東方向にある。東北から南西にかけて弧を描く日本列島だったら、津波が同心円上に広がったとすると、最初に津波が到達するのは房総半島あたりではないかと思ったのだ。

もしかすると、海流なども影響するのかしら? そうだとしても、北海道に先に到達するのは考えにくい。そこで、メルカトル図法ではなく、正距方位図法で見てみた。すると、なんと、チリは日本列島の真東に位置するではないか。当然、日本の東端である北海道から先に津波が到達することになる。

方角を思い浮かべたとき、真東といえば、同緯度であると思い込む。日本から見れば、サンフランシスコなどのアメリカ西海岸だ。しかし、それこそがメルカトル図法の罠だ。

だって、地球は丸いんだもん。

メルカトル図法は、球体である地球の表面を正方形に広げたものなので、地図の端になるほど面積や方位に歪みが生じるのだ。

実際の地球、球体の表面では、日本から真東に進むと徐々に緯度が下がり、ホノルルを通り赤道を越え、そして南半球の南アメリカ西岸、まさにチリ付近に到達する。それゆえ、チリで発生した津波が同心円状に広がれば、チリから見て真西の日本で最初に到達するのは、日本の東端、北海道になるのだ。

改めて地球の不思議に気がついたが、明日の津波到達の影響が細微であることを改めて祈る。

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