政宗≒仙台

4月 10th, 2014

先週からNHK BSで大河ドラマ『独眼竜政宗』の再放送が始まった。高校生の頃夢中になり、後年、DVDやCS放送でも繰り返し観た作品だが、新たにテレビで再放送が始まるとやはり嬉しくなる。

いつも観て勘違いするのは、ドラマの舞台を無意識に仙台だと思っていることだ。確かに、伊達政宗と言えば仙台、仙台といえば伊達政宗である。仙台に遊びに行ったら、必ずどこかで政宗に因んだものを目にする。お土産物やキャラクターグッズだったり、お店の名前だったりする。昔は、仙台駅には白い政宗の騎馬像があり、待ち合わせスポットになっていた。

それだけ政宗といえば仙台との結び付きが強いが、実際、政宗が仙台に来たのは江戸時代になってからである。政宗の69年の生涯で言えばちょうど後半だ。

それ以前は、米沢で生まれ、会津まで勢力を拡大し、宮城の北部の大崎に転封している。ドラマで言えば全50回のうち仙台に移るのは第38回から。後半1クールでしかない。しかもそのうち半分は江戸屋敷にいたりする。

『独眼竜政宗』の前半は、そのほとんどが山形を舞台としている。だがドラマ放送中、山形県民でさえ、政宗=仙台という印象でドラマを観ていた。伊達藩は仙台にあり、山形との県境あたりで最上と争ってたんだろうなぁ、などとドラマを見ながら漠然と思っていたのだ。

政宗は近年ゲームなどでも人気だが、「レッツパーリィ!!」などと言ってる青年武将・政宗は間違いなく山形にいるのである。

人気ドラマ『おしん』でも、酒田が舞台となるのは前半のごくわずかだが、あの時の酒田はブームを掴んで多くの観光客を呼び寄せることに成功した。だが、政宗のときには、ブームをまるごと仙台に持って行かれてしまった気がする。

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