球団を持っていたのに消滅した企業

10月 30th, 2014

日本シリーズは、その熱気が伝わらぬまま、福岡ソフトバンクホークスの優勝で終わった。

ホークスと言えば、私にとってはやはりダイエーである。だが、そのダイエーの名前は、イオンの完全子会社化したことで消えつつある。かつて球団を持っていた企業で、その後消滅した企業というのは、そうないのではないか。

球団を持っていたが、その後手放した企業は、ほとんどの場合、今も企業としては存続している。社名変更(クラウンライター等)や他社と合併したケース(マルハニチロ等)はあるが、消滅したケースはない。

“ギリギリ”なのはかつてライオンズを所有していた、ゴルフ場経営などの太平洋クラブだ。太平洋クラブは、2012年に会社更生法の適用を受けているが、企業としては存続している。

そういう点でも、完全子会社化され、屋号すら消滅するダイエーというのはかなりのレアケースである。

ダイエーに対しての思い出は以前の日記でも述べた。ダイエーに対する愛着は、そのまま“ダイエーホークス”にも繋がっていた。私は“ダイエーホークス”が好きだった。さらに言うなら、王監督時代のダイエーが好きだった。ダイエーに買い物に行くと流れている「いざゆけ若鷹軍団」を聴くのが好きだった。不思議と、歌詞の一部が「ダイエー」から「ソフトバンク」に変わった同じ歌を聴いても、まったく愛着が沸かない。

私にとってのホークスは、ダイエーと共に古き良き思い出になりつつある。

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