こんなもんいかがっすかぁ
12月 17th, 2014
1992年の春頃、エプソンのPC-98系互換機と240MBの大容量(笑)外付けハードディスクを買ったものの、MS-DOSの使い方がまったく分からず、買った参考書が「MS‐DOSハードディスク・ドライビングテクニック」だった。
この本にマンガを書いていたのが水玉さんだった。MS-DOSのコマンドを解説した本だが、コマンドの役割から想像されるマンガを水玉さんが書いていた。絵柄が気に入っていたら、パソコン雑誌「EYE-COM」にも連載(「こんなもんいかがっすかぁ」)が掲載されていて、「EYE-COM」を読むようになった。そのうち、あらゆる“オタク系”の雑誌で水玉さんのコラムを見かけるようになった。90年代後期には、食傷気味になるくらい、水玉さんのイラストをあちこちで見た気がする。
90年代は、パソコンを中心にオタクの文化が市場として認識され、オタクの裾野も広がっていった時期だ。そんな中で、水玉さんのイラストやコラムは、フワフワした柔らかいタッチながらも、そのジャンルの本質を捉えた見事なものだったと思う。ある意味、90年代を象徴するイラストレーターだった。
水玉さんのイラストを見ると、パソコンが爆発的に普及する直前、ちょうど私がアスキーでアルバイトしていた学生時代の、パソコン文化が熱気に満ちていた時代を思い出す。
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