ウシとカマド
6月 23rd, 2015
数年前、沖縄の平和祈念公園を訪れた。沖縄戦で亡くなった方々の名前を刻んだ「平和の礎」を見ながら気がついたのは「ウシ」や「カマド」という名前が目立つことだった。
どちらも、昔の沖縄に多かった女性の名前である。今の感覚からすると珍しい名前だし、数も多いので、必然的に目立ったのだろう。
ウシ(=牛)は農耕をイメージさせるし、カマド(=竈)は家庭の台所をイメージさせる。どちらも当時の沖縄の人々の生活が感じられる名前だ。そんな生活を感じさせる名前の民間人が大勢亡くなったのが沖縄戦だ。もちろん民間人だけでなく、日米の兵隊にも多くの犠牲者が出た。
そして「沖縄慰霊の日」は、不幸な歴史を作った日米が歩み寄り、お互いの犠牲者を追悼する日でもある。
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