書泉ブックマート

10月 6th, 2015

先週、神保町にある書店「書泉ブックマート」が閉店した。実のところ、閉店の報道を聞いて、久しぶりに店名を聞いたほど、足が遠のいていた。

上京したての90年代前半頃は、足繁く通っていた。主にアニメ関連や邦楽、洋楽関連の雑誌、書籍を探すときは書泉ブックマートに行ったと思う。一方、コンピュータ関連、鉄道関連などは近くの書泉グランデの方が品ぞろえが良く、よくハシゴをした。

書泉グランデにせよ、書泉ブックマートにせよ、前回足を運んだのがいつか思い出せない。これらの店舗が得意としていた趣味の分野に以前ほど夢中にならなくなったこともある。また“指名買い”する書籍はほとんどネットで購入し、それ以外の雑誌などは、近所の書店やコンビニで済ませるようになった。

わざわざ本を探しに“本の街”神保町に行かなくなったのだ。自分の足で本屋を歩きまわって本を探すという行為は、ある意味アトラクション的側面を持っていた。神保町は、そういう点でテーマパーク的な街でもあっただろう。

本の魅力自体は、以前と何ら変わりないと思う。だが、流通は確実に変わりつつある。そういう意味で、書泉ブックマートのような専門店は役目を終えたのだろう。

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