将来の市川團十郎

11月 13th, 2015

仕事を早く切り上げ、歌舞伎座の夜の部を観に行った。

今月は「十一世市川團十郎五十年祭」と銘打っている。そして何より、海老蔵の長男、勸玄くんの初お目見得だ。目当ては、それ。

勸玄くんは、父親や祖父がそうであったように、数年後に新之助となり、二十数年後には海老蔵となり、そして数十年先には十四代團十郎となるだろう。歌舞伎界随一の大名跡、團十郎になる男を、初舞台から追っていきたい。まさにそのチャンスなのだ。

紋付きを着た勸玄くんは、父親の海老蔵に連れられ、ヨチヨチ歩きで舞台に登場した。海老蔵の口上の後、たどたどしくもしっかり挨拶していた。本日のメインである。彼が團十郎を襲名なるまで見届けたい。そのためには、今の海老蔵よりも長生きしなければならないのだが。

その後の演目は「オマケ」なのだが、見応えがあった。とくに幸四郎と染五郎親子の「勧進帳」は鉄板。さらに夫婦でお気に入りの杵屋栄津三郎の三味線も堪能でき、大満足だった。

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