オシャ劣化

3月 29th, 2016

先日、妻が文鎮あるいはペーパーウェイトを欲しがっていたので、一緒に探し歩いていた。東急ハンズの文具売り場では欠品で見つからない。場所は銀座。そうだ、老舗の文具店があるではないか。

行ってみるとビルが新しくなっていた。そういえば、昨年リニューアルしたと聞いたことがある。いざ中に入ると、オシャレできれいな空間に生まれ変わっていた。だが、以前ほどの品揃えばない。ディスプレイに凝って、商品点数も減らしたようだ。しかも、実用性の高そうな品物も少なく、デザインが凝ったものばかり。

以前は古い店舗にぎっしりと品物が並んでいて、ここに来れば見つかりそう、という期待感があった。だが、今の店舗は銀座をブラブラしている時に冷やかしで立ち寄るにはいいが、本気で物を探している人には骨折り損で終わるだけだ。結局、下から上まで探してみたが、まったく見つからなかった。

後日ネットを見たら、このリニューアルには賛否両論あるようだった。銀座の一等地で、一個数百円の文具を売るよりも、単価の高い品物を売ったほうが良いのは分からなくもないが、一方で“何でも揃う”という信頼は失ったのではないかと思う。

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