若冲展

5月 10th, 2016

金曜日に諦めた「若冲展」に行った。連休明けの平日午前、これならそれほど並ぶこともないだろう、そう思っていたが、開場直後から140分もの列ができていた。今日から一部展示替えがあることも影響しているのだろうか。全体的に年配の方々が多い。

最初から行列は覚悟していたし、前売り券を買ってしまっているので、行列に並ぶ。幸い、曇り空で日差しは強くない。10時半ごろに並び、会場入りしたのは12時半ごろだっただろうか。

若冲の絵は何度も見ているので、見たことがある作品は思い切ってスルーしたので、見たことがない作品だけを楽しんで出てきた。賞味30分ほどの滞在に2時間かけて並んだわけだ。

「若冲展」は、動員数としては大成功かも知れないが、企画展としては失敗だろう。会期がひと月と短いながらも、テレビの特別番組で煽ったために、大勢の観客が殺到し、連日2時間の行列ができてしまった。会場内も混んでいて、快適に絵画を見るという雰囲気とは言いがたい。

それに若冲といっても、珍しい作品がそれほどあるわけではない。大部分は、今までいくつもの企画展で見ることができたものばかりだ。

だが、そういった目新しさはない企画展でも、テレビで煽れば新参の顧客を大勢作ることができる。そういったところに、マーケティングの妙を感じた。

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