ビートルズ論争

6月 30th, 2016

50年前の今日、ザ・ビートルズが武道館でコンサートを行った。もちろん、当時私はまだ生まれていない。

だが、それから25年ほど後の1991年、rockin’on誌上で一つの論争が繰り広げられていた。当時、作家の小林信彦氏が小説新潮に「ミート・ザ・ビートルズ」という作品を発表した。ビートルズ来日時の出来事を描いた作品だったが、この内容に対し、rockin’onの編集者である松村雄策氏が、事実と異なる点についていくつか指摘した。これに対し、小林信彦氏が反論してきたのだ。

小林氏の反論はrockin’on誌上に掲載されたわけではないが、小林氏に対する松村氏の反論がrockin’onのコラムとして定期的に掲載されていて、状況は把握できていた。この論争は、年が代わるあたりまで続いていたと思う。

客観的に見ても、さほどビートルズに詳しくはない小林氏の勘違いによるものであり、松村氏の意見の方に分があった。論争自体は読み物としても結構面白かったが、ビートルズにさほど興味のない私にとってはどうでもいいことで争っているようにしか思えなかった。

一番ウケたのは、小林信彦氏を(当時スーパードライのCMなどで有名だった作家の)落合信彦氏と勘違いしていたという読者の投稿だった。

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