春の終わりのエプソムC

6月 7th, 2016

東京競馬場の春開催は4月に始まり、6月に終わる。連休のウキウキした気持ちの中の青葉賞が終わると、怒涛の5週連続GIだ。毎週がお祭りのような気持ちの中、その盛り上がりは東京優駿(日本ダービー)で頂点を迎える。

この頃の東京競馬場は芝も青く、五月晴れの空とのコントラストも美しい。それがまた祭りの雰囲気を盛り上げてくれる。

ダービーが終わると祭りが終わったような一抹の寂しさが漂う。だが、そんな寂しさを和らげるように、最後のGI、安田記念が開催される。かつては、安田記念がダービーの前に開催されたこともあったが、ここ20余年は、ダービーの翌週に開催される。“祭り”を終えたくないファンの気持ちを汲んでいるのだろう。

しかし、安田記念が終わると、いよいよGIは終わりだ。阪神競馬場で行われる夏の祭典、宝塚記念が残されているものの、東京競馬場でのGIは秋の天皇賞までない。東京競馬場での開催も10月までないので、東京競馬場はいよいよ祭りのあとのような寂寥感が漂う。

若いころは、競馬といえばGI、という時期もあった。安田記念の翌週のエプソムCなどは蛇足にしか感じられなかった。だが、最近は前述した祭りの後の雰囲気も楽しみたくて、エプソムCにも注目するようになってきた。

エプソムCの翌週からは、函館開催も始まり、夏競馬という感じがする。エプソムCで春の終わりを楽しみたい。

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