オリンピック・パラリンピック放送のテーマソング

8月 4th, 2016

4年前の夏は、いきものがかりの「風が吹いている」を聴かない日はなかった。同曲はNHKのロンドンオリンピック・パラリンピック放送のテーマソングで、日々のオリンピック中継やダイジェストの冒頭で頻繁にかかっていたし、外でも有線などでよく流れていた。今でも耳に残る名曲だと思う。

今回のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送のテーマソングは、安室奈美恵の「HERO」。すでにNHKで何度も流れている。

だが、いきものがかりの後になぜ安室? という気もする。確かに、90年代にデビューして、今も第一線のアーティストである。歌唱力もスタイルも一向に衰えないどころか、円熟している。

一方で、やはり安室は90年代を象徴するアーティストだ。安室のHEROを聴くと、なんだか今は20年前で、これからアトランタオリンピックが開幕するのではないかという錯覚さえ感じる。ちなみに、NHKのアトランタオリンピック放送のテーマソングは、大黒摩季の「熱くなれ」だった。

NHKのオリンピック・パラリンピックのテーマソングは、その時代の旬のアーティストが手掛ける傾向にあるようだ。20年以上のキャリアを持つ安室以外に、活きのいいアーティストはいなかったのだろうか。その点だけが気になった。実際、曲自体は悪くはない。オリンピックが始まったら毎日聴くようになり、慣れるのだろう。

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