時間堂最終公演「ローザ」
12月 29th, 2016
午後から夫婦で出かけた。
底冷えするような日だったので、自家製麺「ほうきぼし」でプレミアム豆乳担々麺を食べ、身体を温めた。イトーヨーカドーなどを覗いた後、神谷の方にある演劇スタジオ「十色庵」に行った。
ここを拠点とする劇団・時間堂の最終公演「ローザ」を観るのだ。夫婦で幾度か演出家の黒澤世莉さん率いる時間堂の作品を観てきたが、時間堂が解散するということで、今日で見納めだ。
開演前、観客をトイレに行かせるために、演出家の世莉さん自らが本編と無関係の話を始める。その話題を出演者が次々と繋いでいき、気がついたら本編が始まっているという、いわゆる“マクラ”から本編にシームレスに入る手法は見事だった。
「ローザ」本編も、20世紀初期のドイツの革命家の話なのだが、難しい要素はなくすんなりと世界に惹き込まれていく。見事だった。この物語が何を象徴しているのか、時間堂が立たされている状況なのか、世莉さん自身の心境なのか、さまざまな解釈ができる。そういう意味では、最終公演にふさわしい内容だった。
いつかまた、彼らの演劇を観てみたい。
Filed under 日記 | Comment (0)