年内最後のレース

1月 27th, 2017

ホープフルステークスがGIに昇格し、有馬記念の後の28日に行われることが決定した。今までの、有馬記念がその年を締めくくる最後のGIという伝統が崩れたのだ。

有馬記念が翌年から揃って古馬になる馬たちの年内総決算のレースなら、その次のGIは、翌年クラシックを競う若馬たちを占うレースであってほしい。そのためのホープフルステークスだろう。

2000年代までの有馬記念デーは風情があった。第10レースの有馬記念が終わった後、競馬場やWINSには嬉しい顔、悲しい顔が入り混じっている。有馬記念で勝った人は意気揚々と帰路につくが、負けた人は、このままでは年が越せぬ、といった様子だ。

そんな諦めの悪い人たちを救ったのが、最終レースだった。中山競馬場のハッピーエンドカップ、阪神競馬場のファイナスステークス、そして、中京競馬場の尾張特別(尾張ステークス)である。いずれも名前が良い。勝っても負けてもこれが最後だよ、というJRAの洒落っ気が感じられるいいレースだった。

有馬記念で負け、ホープフルステークスで勝負する人も増えるかもしれない。だがホープフルでまたもや外し、まだまだ、とか息巻いているダメな競馬ファンのために、ハッピーエンドカップやファイナスステークスも28日に開催してほしいものだ。できれば、中京の3場開催にして尾張特別も加えてくれたら言うことはないのだが。

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