ドカベン

7月 2nd, 2018

週刊少年チャンピオンの「ドカベン ドリームトーナメント編」が最終回を迎え、ドカベンシリーズが完結した。最初のシリーズが始まった頃には、まだ長嶋さんも王さんも現役だったことを考えると、隔絶の感がある。

正直言えば、「あぶさん」もそうだったが、長く続いたことで内容がマンネリ化し、山田太郎を礼賛するだけのマンガになっていたので、早く終わったほうが良いと思っていた。作者の水島新司先生も高齢で、いつまでも描き続けられるとは限らない。描けるうちにきちんと終わらせてほしい。

「ドカベン ドリームトーナメント編」は、ドカベンの最終章として連載が始まった。最終章にふさわしく、他の水島作品の登場人物や、ドカベンの懐かしいキャラクターが再登場し、山田太郎たちに挑戦して作品を盛り上げた。実際は、どんなキャラクターが出るか、が大きなサプライズで、実際の試合内容は今ひとつだったのだが・・・。また、「あぶさん」が登場しなかったのはさまざまな事情はあろうが、残念だった。

「ドカベン ドリームトーナメント編」の最終回は、予想以上に素晴らしい出来だった。ドカベンの原点に立ち返り、山田太郎と岩鬼正美の二人の“ドカベン”を描いて終わった。終わりよければ全て良し。「ドカベン」は46年にわたるシリーズを名作として完結したのだ。清々しい気持ちだった。ありがとうドカベン。ありがとう水島先生。

    カテゴリー