東北の長い祭り
8月 21st, 2018
東北の夏祭りは早い。青森ねぷた、秋田竿燈、仙台七夕の東北三大祭りはいずれも8月上旬に行われる。3大祭り以外にも、岩手の盛岡さんさ踊り、山形の花笠まつり、福島のわらじまつりも、同じ時期に行われる。
祭りが終わればお盆になり、お盆が終われば子どもたちの新学期が始まる。カツオくんが宿題に苦しむ8月31日は、東北の子どもたちはすでに2学期の真っ最中だ。今はそうでもなくなったが、昔はお盆が終われば秋の気配が感じられた。東北の夏は短い。
だが、今年の東北の祭りは長かった。全国高校野球選手権の秋田代表、金足農業高校の快進撃は、秋田にとどまらず東北の人たちをも熱くさせた。「真紅の大優勝旗」が白河関を越えることは東北の悲願である。準々決勝、準決勝、決勝と勝ち進むたびに、「今回こそは」と、東北全体が祭りのように興奮したのではないか。
残念ながら決勝で敗れたが、金足農業の活躍は東北人にとって、すでに終わった夏祭りの“延長戦”だった。素敵な夢を見させてくれた金足農業に感謝したい。
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