新潮45

9月 21st, 2018

新潮45を非常に面白く読んだ。小川榮太郎氏の文章には思わず吹き出してしまうほどだった。なるほど、詭弁とはこのように書くのか。そういう点では詭弁の良いお手本とも言えるだろう。

LGBT当事者でもある松浦大悟氏の文章は、共感する部分が多かった。杉田論文とそれに対する養護、反論、一連の抗議活動、そのいずれにも違和感を持つ当事者の気持ちをよく表している。

私自身も保守的思想のLGBTであるし、それゆえに一連の抗議活動には疑問があった。LGBTに対する差別は反対だが、ドサクサに紛れて天皇制や現政権まで反対されてはたまったものではない。ドラクエを買いたいのに、抱き合せでつまらないソフトまで買わせられるような詐欺にあったようなものだ。

当事者は差別をする人を敵とみなして排除したいのではなく、彼らにも理解してもらい、味方になってほしいのだ。そういう点でも、杉田氏を排除するのではなく、杉田氏に理解し、味方になってもらいたいという松浦氏の意見にも賛成だ。松浦氏の文章があることで、この企画は多少なりとも救いがあるのではないかと思う。

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