死んでも「チャンネル回せば顔なじみ」
9月 25th, 2020
テレビや映画で大ヒットした「踊る大捜査線」シリーズでは、いかりや長介氏が演じる老刑事・和久平八郎が重要な役割を果たしていた。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」公開の翌年2004年3月20日にいかりや長介氏は亡くなったのだけど、その後に制作されたシリーズでも和久平八郎の存在を匂わす描写があり、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」では和久平八郎も亡くなった設定になったが、伊藤淳史が演じる甥に当たる刑事が登場し、その影響力は続いていた。演じる人が亡くなっても、物語の中では重要な人物として存在し続ける好例だった。
今週の「エール」には志村けん氏が演じる小山田耕三が登場して話題になっている。志村けん氏が新型コロナウイルスが原因で亡くなってから約半年になるけど、依然としてドラマに登場し、その存在を示している。
小山田耕三のモデルは作曲家の山田耕筰と言われている。山田耕筰も1965年まで存命だった。ドラマはちょうど戦争直前を描いていて、小山田耕三もまだまだドラマに絡んできそうだ。
志村けん氏でどこまで撮影しているかは分からないけど、主人公に影響を与える重要人物として、これからもドラマでその存在を匂わす描写はあるのだろう。演じる人が亡くなってもドラマの中では生き続ける。そしてドラマの中でその存在に触れることで、觀ている側は故人に思いを馳せる。それがドラマの素晴らしさだと思う。
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