ドラゴンボールの面白さが説明できない
3月 9th, 2024
漫画家の鳥山明先生が亡くなった。代表作は、「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など。
「Dr.スランプ」は大好きで単行本を持っていたし、短編集も持っているのだけど、「ドラゴンボール」だけは単行本を買ったこともなければ、グッズその他を買ったこともない。いわば、ドラゴンボールに1円もお金を落としたことがないのだ。
もちろん、当時週刊少年ジャンプは毎週買っていて、ドラゴンボールも欠かさず読んでいた。単行本を買わなかったということは、すなわちもう一度読み返す必要がなかったということだ。
ドラゴンボールはつまらなくはないのだけど、面白さがいまいち説明できない。例えば、同時期の週刊少年ジャンプの人気漫画は単行本を持っていた作品も多いし、面白さを説明できる。例えば「北斗の拳」は、世紀末の核戦争後の世界を舞台に、秘孔を突いて敵を倒す主人公が活躍する、「聖闘士星矢」はギリシア神話を下敷きに、少年たちが聖衣と呼ばれる鎧をまとって女神(アテナ)を守るために戦う、と言ったように、その漫画特有の魅力、面白さを説明できる。
ところが、ドラゴンボールは初めこそ、西遊記をモチーフにした冒険漫画だったけど、途中からはバトル漫画になる。孫悟空が次々と現れる強い敵を倒す漫画、ということになるのだけど、そんな漫画は数多あり、ドラゴンボール特有の面白さをよく説明できない。
それでも面白いのだから不思議な漫画だ。もしかすると、説明できない(あるいは説明の必要がない)漫画だったからこそ、世界的に大ヒットしたのかもしれない。
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