才能も超えて上昇する神田沙也加
1月 28th, 2015
昨年の紅白歌合戦で印象的だったのは、“アナ雪”のイディナ・メンゼルと共に圧倒的なパフォーマンスと歌唱力を披露した神田沙也加だった。
彼女の母親である松田聖子は大トリだったが、残念ながら衰えは隠せず、神田沙也加が偉大な母を歌唱力で超えた歴史的瞬間を、テレビの前の多くの人が目撃したわけだ。
今日は、彼女の参加する音楽ユニット「TRUSTRICK」の2nd アルバムの発売日だった。収録曲のひとつ、今季のTVアニメの主題歌にもなっている『FLYING FAFNIR』を、iTunesで購入してみた。
ここでも彼女の歌唱力は健在だが、この歌は作詞・作曲ともに神田沙也加で、歌唱力だけではない彼女の才能が伺える。“ガチ”なアニメファンとして知られる彼女の面目躍如といった感じで、これぞアニソンの王道、といった歌だ。アニメの内容を深読みしたくなるような意味ありげな歌詞とユーロ調のノリの良いメロディ、ちょうど90年代後半のスターチャイルドレーベル、あるいはTWO-MIXを彷彿とさせる、何度もリピートしたくなる歌だ。
母親の松田聖子は、80年代を代表するアイドルだったが、そのピークは10代後半から20代前半のわずかな期間だった。アイドルとしては一世を風靡したが、女優としては残念ながらそれほどの評価は得られていない。
一方、神田沙也加は、若いころに挫折や劣等感を経験したが、20代後半になりマルチな才能を発揮している。“アナ雪”の成功で、母が成し得なかった女優(声優)としての評価を得たことも大きい。だが、彼女のピークはまだこれからだろう。
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