笑いながら怒る人

8月 1st, 2014

仕事の案件で、ここひと月ほど堂々巡りをしている案件があった。私が仕様に従って実装したものが、管理上正反対になっていた。Aは必要で、B、Cは不要、という仕様だったのだが、どこでどうひっくり返ったのか、管理上、Aは不要でB、Cは必要ということになっていたのだ。

他部署と話し合ったうえで決定した仕様なのだが、他部署の担当が変わって誰もそれをチェックしていない。それゆえ、どうしてひっくり返ったのか、何が正しいのかを説明できる人が誰もいない。

困ったのは最初に実装した私と、それを管理する部署のD氏である。お互い親しい間柄なのだが、それぞれの部署の立場から主張しているので意見が衝突する。「管理上は明らかな間違いだ」とD氏。「最初の仕様はそうだったんだ」と私。

実は、来週中にはこの齟齬を解消しないと、不都合が生じる。たまたま今日、別件でD氏が同席する会議があったので、会議のあとに二人で話し合うことにした。「責任者出てこい!」と言わんばかりに、他部署の人にどの仕様が正しいのか問いただそうと思ったが、担当者が捕まらない。

もう、こうなったら、我々で決着を付けようと、二人で現在実装を担当している部署の人たちのところに行き、急きょ仕様を決めることにした。

和やかな雰囲気で話しながらも経緯を説明すると、「Hさん(私)のお怒りもごもっともですねぇ」とD氏。「でしょ」と私も笑いながら怒っている。竹中直人か(笑)。そうした上で、現在は管理表通りに実装しないとシステム上破たんするので、そちらの仕様に合わせることにする。

齟齬が解消すれば、実装は簡単なので、お互いの役割を確認してあっさりと解決した。その後のやりとりもスムーズに進んだ。しばらく喉に引っかかった魚の小骨のような問題が解決し、スッキリと週末を向かえられそうだ。来週の実装が済めば、夏休みでもある。

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