瑞祥虹と多様性

10月 23rd, 2019

昨日の「即位礼正殿の儀」は、午前中の雨が上がり、儀式が終わる頃には皇居周辺に虹がかかったという。

これを瑞祥と見る人も多い。一方、虹は多様性の象徴でもある。天皇陛下は「日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たす」とのおことばを述べられた。

日本国民統合といえど、国民一人ひとりは多様だ。少数民族をルーツに持つ人もいれば、外国の血が入っている人もいる。障害者や大病を患った人もいればLGBTもいる。皇居にかかった瑞祥虹は、天皇皇后両陛下がこれら多様性を持つ日本国民の象徴であることを示しているのではないか、と感じた。

令和の時代が、多様な日本国民一人ひとりが幸福である時代であってほしいと思う。

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