MSXは“勝ち組”だったかもしれない

4月 15th, 2022

中学の時、MSXパソコンを買ってもらった。それが私のパソコンデビューだった。でも、当時買っていたパソコン雑誌を読むと、パソコンの主流はNECのPC-8801やシャープのX1、富士通のFM-7だった。

面白そうなゲームはだいたい上記の機種で出ていて、MSXはわりと単純なアクションゲームが多かった。その後RPGのブームが来ると、MSXにも移植されるゲームはあったが、グラフィックが上記の機種よりもシンプルでどこか物足りなさを感じていた。

先週届いた“ザ・トリロジーズ”で、久しぶりにハイドライドで遊んだ。PC-8801、X1、FM-7のそれぞれのバージョンを収録しているのだけど、正直言えばどれも操作性がイマイチ。私は昔、MSX版のハイドライドで遊んだのだけど、MSXの方が操作性は良かった。そのことはハイドライドIIや、ハイドライド3にも言えた。

MSXはグラフィックは単純だけど、スプライト機能を持っていて、このことがアクションゲームを作るのに便利だった。それがアクションPRGなどでは有利に働き、PC-8801などに比べてグラフィックでは劣っていても、操作性では勝っていたのだった。

中学生の頃はPC-8801などが羨ましかった。自分もいつかMSXを卒業し、PC-8801を手に入れたいと思っていた。でもPC-8801などで遊んだことで、改めてMSXの良さを再認識した。MSXを持っていたことは、“勝ち組”だったのかもしれない。

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