少し寂しいグランプリ

12月 14th, 2020

明日から、ボートレースの暮れの大一番「グランプリ(賞金王決定戦競走)」が始まる。今年は6年ぶりに東京(平和島)で開催されるのだけど、どこか寂しく盛り上がりに欠ける。その理由はいくつかある。

まず、新型コロナウイルス感染拡大防止のために本場への入場が抽選で当たった人に限られていること。せっかく東京で開催するのだからと、3年前に住吉に行ったとき以来、久しぶりに本場に行ってみようと思っていたのだけど、叶わぬ願いとなってしまった。でもこれはこのご時世、仕方が無い。

もう一つは、曜日の並びで競馬の有馬記念と1週ずれたこと。これは、例年最後の日程に開催される女子の賞金王決定戦「クイーンズクライマックス」との兼ね合いで開催が少し早くなったのだと思われるけど、例年はボートと有馬記念をダブルで楽しめていたので、その面白さが半減した。だけど、これはそれぞれゆっくり予想ができるという点ではメリットがあって悪くはない。

そしてもう一つは、ボートレース専門誌「ボートボーイ」が6月で休刊したことだ。例年は12月11日に発売されるボートボーイのグランプリ特集を読みながらひと足早く予想するのが醍醐味だった。それができないのはやはり寂しい。

とはいえ、やはりグランプリは数あるレースの中でも最も盛り上がるレース。明日から楽しみたい。

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