クリスマスのハローマック

12月 21st, 2020

80年代後半の光景を思い出す。その頃の私は、田舎に住む中高生だった。国道沿いにおもちゃのハローマックがあり、ゲームが好きだった私は“しまパト”ならぬハローマックパトロールをするのが好きだった。

クリスマスが近づくと、ハローマックも稼ぎ時とあって、どこか賑やかで慌ただしくなってくる。店内の装飾も華やかだし、ディスプレイされているおもちゃもどこか誇らしげだ。そんな光景が大好きだった。

クリスマス・イブの夕刻ともなれば、おもちゃを買い求める駆け込み需要で店内は大混雑となる。普段はそれほどお客はいないのだけど、そのときばかりは人で溢れ、邪魔にならないように早々に退散することが多かった。

少子化のせいもあって、おもちゃ屋が少なくなった今も、いや、今だからこそ、クリスマスが近づくとそんな光景を思い出す。

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