山と川

2月 4th, 2021

故郷、山形県の酒田市は、市内を新井田川という川が流れ、少し離れると最上川という大河が流れる土地だった。また、西には海岸線が広がるけれど、北には鳥海山、東側にも山々が見えた。

そういう土地で育つと、山と川が見える生活が当たり前になる。上京して最初に住んだ世田谷は近所に川も山も見えず、大きな違和感を覚えた。その次に住んだのは埼玉の浦和市(当時)だった。済んでいた場所は芝川が流れる田園地帯で、それなりに心地よかった。

今済んでいる赤羽は荒川が近いし、マンションの上層階に上ると富士山のほか、関東の山々も臨める。山や川が当たり前に見える生活はやはり安心する。

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