葬送行進曲

6月 17th, 2014

葬送行進曲、いわゆるショパンのピアノソナタ第2番は日本でも有名だ。とくに、80年代のテレビゲームでゲームオーバーになった時などにBGMとして流れていたようなイメージが強い。

先日薨去された桂宮宜仁親王殿下の葬儀「斂葬の儀」が行われたが、棺が運ばれている時、吹奏楽団が葬送行進曲を生演奏していた。おそらく皇室の式典に則ったのだと思うが、葬送行進曲が実際の葬儀で使わているシーンを初めて観た気がするので、新鮮だった。

だが、前述したようにゲームオーバーのBGMというイメージが強く、何というか、しめやかに故人を送り出すという雰囲気が伝わってこないのは、如何ともし難い。

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