音楽を聴くカタチ

5月 14th, 2014

先日導入したiTunes Matchで、音楽の視聴スタイルはガラリと変わっ・・・てはいなかった。相変わらず、通勤途中ではiPod classicを使っている。

その理由は、まず私の端末がiPad miniだということだ。音楽を聴きながら歩く場合など、iPad miniはポケットに入らない。よって、カバンに入れたiPad miniからイヤフォンのコードが耳までダラリと伸びているという、少しみっともないスタイルになってしまう。結局、胸ポケットにもすっぽり入るiPod classicにしてしまうのだ。

次のiPhoneが出たら乗り換えようか、とも思う。だが、iPhoneで音楽を聴くということに少し抵抗を感じる。

なぜなら、スマートフォンで音楽を聴くのは、何となく“ついで”の行為ような気がするのだ。通話もメールもできてアプリも入っているスマホで“ついで”に音楽を聴いている、そんな中途半端な気持ちになるのだ。

ステレオカセットプレーヤー、ポータブルCDプレイヤー、MDプレイヤー、MP3プレイヤーを経てiPodに至る私としては、音楽は音楽専用端末でしっかりと聴きたい、という気持ちになる。“俺は今、音楽を聴いているんだぜ”という気分に浸りたい。カタチから入りたい。

そういうとき、スマホだとイマイチ気分が乗らない。カタチにならない。私はスマホを持っていないので分からないが、音楽を聴いている途中にメールや電話が来たら、着信音は鳴るのだろうか。それも気になる。

そうは言っても、仮に将来iPhoneに移行したら、iPhone+iTunes Matchの環境に慣れてしまうのだろう。

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