夕霧~『廓文章(吉田屋)』より
5月 24th, 2014
恒例の大物企画。今年は『廓文章』の夕霧だ。数年前、玉三郎&仁左衛門コンビで旧歌舞伎座で観た演目だし、近松門左衛門の世話物の中でも大好きな作品。だから、今年はとても楽しみだった。
廓文章は、吉田屋の段がメイン。だから、ゲン担ぎに吉“野”家で牛丼を食べてから臨む。
メイクさんに顔をこしらえてもらう。暑いせいか、白粉のひんやりした感じが心地よい。小一時間ほどで完成し、着付けをしてもらい、撮影に臨んだ。『廓文章』の物語や、夕霧の振る舞いは頭に入ってるし、カメラマンさんの的確な指導もあって、撮影はとてもスムーズだったし、楽しかった。
例年なら、カツラの重さで後半には頭が痛くなるのだが、今年はずっとやっていたいほどラクだった。だが、撮影も終わると衣装も脱がなければならない。撮影した写真を見せてもらったが、気が乗っていたこともあり、なかなか良い感じだった。
その後は妻と合流し、赤羽の海鮮の美味しい店で一杯やって帰った。
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